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この4年間でいちばん辛くて、大きな存在だった工作教室野バイトが終わった。
きっかけは大学1年の冬。前のバイト先で男関係で揉めて、どうしてもやめなくてはいけなくなってしまい、精神的に追い詰められて、ずっと部屋に引きこもっていたとき、お兄ちゃんの紹介で始めた。
当時は、お兄ちゃんの紹介だし、断れなくて、バイトもないしまあやるかくらいの気持ちで入った。
それからたくさんの人に出会って、何回も失敗して罵倒されて、それでも子供たちの純粋な顔を見て、笑顔を見て、先生ー!って近寄ってきてくれる子たちが可愛くて、
できることが増えて、頼られることも増えたのと同時に、批判されることも増えて
大切にしてくれてた社員の人が辞めて
何度も辞めようと思った。
だけどここまで続けてこれたのは、確実にやりがいを感じていたからだし、なにより自分が成長できていることを実感していたからだった。
退職の今日。ずっとお世話になってきた社員の人と話す機会があった。
私が入るきっかけになった出来事を初めて聞いた。
私がいちばん最初のバイト先を辞めたとき
本当に精神的に不安定で、家から出れず、起きれば涙しか出てこないみたいな日々で
そんな姿を見た兄が、心配して、どうにかしてあげて欲しいって、いれてくれたらしい。
知らなかった。
あんなに嫌われてると思ってたのに
そして、みんな優しくしてくれてたのは、そういう兄の采配があったからだと知った。
とても泣けた。
今でこそ仲良いけど、昔はとてつもなく仲が悪くて、だけどそうやって考えてくれてたのは本当に嬉しかった。
他のメンバーも、先輩も、そうやって私のことを見守ってくれて、精神的に強くなるまで、成長させてくれて、すごくすごく幸せだったなと思った。
そういう人たちに恵まれてここまでやってこれてよかったなと、心から思う。
そして、そういう人たちをずっと大切にしていきたいとも思う。
こういう気持ちになるのも今日までにしよう。
明日からあと3日は、思う存分楽しんで
社会人として背筋伸ばして、上を目指して頑張ろうと思う。
たのしかったな。子供たちといっしょに仕事ができて。素敵な環境だったなあ。
ありがとうしかないなあ