身辺整理をしたはなし

最近身辺整理をしました。

1年半付き合った彼氏とは別れ、すべてのセフレと縁を切りました。

また1からスタートです

 

この1年半、人間関係について本当に考えさせられる日々だった。さみしくて誰かにすがりたくて、彼氏が欲しかった。人間的に尊敬できる人と、そして信頼できる人と付き合うのが当たり前なんだろうが、わたしにはそれができなかった。誰でもよかったのである。そんな恋の始まり

 

月日を重ねて好きになっていく部分もあった。

彼がわたしに合わせてくれて、そしてわたしも彼に合わせることで成り立つ関係性もあった。嫌な部分もむかつくところもすこしずつ我慢して、でも耐えられなくなって爆発して、喧嘩して、それでもお互い自分たちがいない生活がさみしくて別れられなかった。

 

たださみしいだけでいっしょにいられれば、どれだけ楽なのかなとおもう。

私は彼のことを人間的に尊敬できなかったし、日を重ねれば重ねるほど嫌な部分が目立つようになった。いっしょにいたいといったような安心感はそれを超えて、嫌悪感さえ抱くようになってしまったのである。つらいね。彼も私も

 

そんな状況を把握し始めたら、もう別れるしかないと思った。いい思い出ばかりである。はじめてのことをたくさんくれた。さみしくて誰かにすがりたい夜も、隣で寝てほしい日もいっしょにいてくれた。これから先、そういう安心感がなくなってしまうのも悲しく、虚無感が半端なかった。

 

距離を置いた3週間で考えて考えて考えて出した答えが、別れるという選択肢だった。

離れるのはとても辛いけれど、いまはいっしょにいるべきではない。これ以上一緒にいたら私は彼を今以上に傷つけてしまうと思った。

 

バイト終わりの21時。近所のコメダ珈琲で待ち合わせた。彼はいつもアイスコーヒー。私はカフェオレを頼むが、その日は私もアイスコーヒーを頼んだ。なんとなく、そこで決意を表したかった。

別れたいならそう言ってほしいと彼は言った。私は、言葉を選んで選んで、彼に伝えた。もういっしょにはいられないと。

 

とても泣いた。恥ずかしいくらい泣いた。

閉店間際のコメダ珈琲で。

 

その後最後のドライブに行った。

たくさんのいい思い出を思い出しては泣けてしまい、本当に涙が止まらなかった。今でも泣けてくる。

 

別れたくない、だけどこれ以上いっしょにいられないのである。この感覚が、どれほどのひとにわかってもらえるのだろうか。

 

午前0時ごろに家に帰った。

涙を洗い流すようにシャワーを浴びたが、涙は到底止まらない。泣いて泣いて泣きすぎて、頭が痛くて泣き止んだ。

 

インスタのストーリーに、別れたことを乗せたら、友達が駆けつけてくれた。午前2時。

頭が痛すぎてもう泣けて来なかったが、あの時友人が来てくれたことはとてもじゃないくらいありがたかった。ひとりでいたくなかった。こういうとき、どうにもならないけど、誰かに話しを聞いてほしいのである。

 

それから、何度か連絡をとって、時間を置いて、再度あってはなしたりもした。お互い自分のだめな部分、直すべきところを把握した上で、今後を考え直すこともありだと思ったし、彼は私のことをこれからも好きでいてくれると言ってくれた。

 

日曜の昼に、いっしょにごはんを食べた。

 

私は彼とごはんを食べる時間がいちばん好きだった。その日も、別れたと思えないほど、普通にごはんを食べるつもりだった。

 

これから先どうするか、話さなければいけない。

私は彼に、価値観の違いを埋めて行けるほどお互いを理解できるようになったら、考え直すこともありかなと思うと、伝えた。

 

その時、その価値観の違いを感じているのは私だけだと彼は言ったのである。

私は幾度となく、私たちは価値観が違うからと言ってきた。だけど彼は、価値観が同じ人なんていないと主張するのである。まあこういうところが合わないということなんだと思うけど、

私がその‘価値観’を武器にして彼を責め立てるように言っていたことが辛かったのだと、それをわかって欲しかっただけなんだと、彼は言った。

 

はじめて、私の前で泣いた。

 

ああ、無意識に人を傷つけていたんだなと思った。いつも言葉で攻めてしまうけれど、それが辛かったんだなと。とてもやるせない気持ちになった。

 

どちらにせよ、人間付き合いというのは本当に難しい。

 

だからこそ、今のタイミングで、他者と距離を置いて、いい距離感で付き合っていけたらと思う。

今後の人生のためにも、そして今後の人生においても。

 

今はば先にいる携帯ショップ店員のお兄さんにハマっている。憧れの眼差しを送りながら、バイト生活に勤しんでいる。貯めたお金で、どこか旅行に行こうと思う。学生最後の思い出として。

 

振り返れば大学四年間、ほんとうにたくさんのことがあって、特に人間関係に関しては、たくさん傷つき、たくさんいろんな人に助けられた。

 

 

この経験は絶対、これから先私の大事な糧になるだろうなと、心の底から思います。