エモい曲って音だと思えばエモくない。

私はあまり友達がいない

 

元々群がってわいわいするのが得意ではなかった。

高校に入ったばかりの時、10人ぐらいのグループに入ってわいわいしていたけど、そういうのが疲れてしまって自分から距離を置くようになった。

結局私以外のメンバーは文系に進み、私は理系に進んだのでそれから特に仲良くすることもなかった。

理系のメンバーはとても気があった。そこで出会った子達とは今でもとても仲がいい。

 

大学は、マンモス私立校に進学した。

人数が多すぎて友達を作る気にもなれなかった。たまたま仲良くなった子とふたりきりで4年間過ごした。サークルも片足を突っ込んだがすぐにやめた。バイト漬けの毎日。仲間内で飲み会なんてやったことなかった。やりたいとも思わなかった。疲れることは自らしたくない。

 

4年になった今、もうすぐ学生生活が終わることを実感する。今までやらなかったことをやらねば、一生遊ばずに終わる。それはさすがに後悔するんじゃないかと思った。飲み会とか嫌だけど行ってみよとか思うようになったのだ。

研究室の子と毎日昼ご飯を一緒に食べてみる、友達の友達とその友達の友達というようわからんメンバーの飲み会に参加してみる、旧友にわざわざ京都まで会いに行ったり、5年ぶりくらいに再会した友人と飲みにいく約束をしたり…。

私にしてはなかなかコミュニティに属そうと頑張っている。

 

飲み会に参加していると、まじで途中で帰りたくなる。テンション低!と言われることもある(笑)

しょうがない。本当に帰りたい。

まあでもそういうようわからん人と飲んだり遊んだりしていると自分のいいところ悪いところを知ることができたりもする。

そんで自分が可愛らしくいようと努力することもできる。

外を歩いてる時誰か知ってる人に会うかもしれない確率が上がると適当な格好で外に出れなくなった。それでよかった。自分の美意識が上がる。

利点といえばそれくらいだが。

 

飲み会で出会った子に、めっちゃ病んでるって自覚してないけどこの子病んでんだろーなあという男の子がいる。

 

大学1年の頃、今考えれば大したかっこよくなかったがかっこいいと思っていたバイト先の先輩と恋愛関係になった。まあその人には彼女がいて私は結局浮気相手だったが。その頃から大学3年の春くらいまでは病んでいた。ああー死にたいとか思っていたと思う。たぶん。あんまり覚えていないが。

 

 

エモい曲聴いて泣いたりしてた。

バス停でクリープハイプ聴いて浸ってたら終バス逃したこともある。今考えるとめっちゃ阿保。

 

病んでる自分が嫌でまた病んだりしてた。

病みすぎて毎晩無意味に泣いてたし自暴自棄になって学校休んでさらに病んだりしてた。

 

つまり病むということは負の連鎖なのである。

 

病むことが次の病みを呼ぶ。

 

私はその連鎖を打ちきれたから病むという負の感情をあんまり感じなくなった。

まあたしかに嫌なことはあるけど、大抵すぐ忘れる。

 

病んでることを、病んでる自分ダメだなとかクズだなとか死にたいとか思っても、また次の病みがくるんだよな。

ねえ今病んでるんだけど話聞いてくれない?って誰かに一通り話したらその感情は捨てる。くらいの気持ちじゃないと永遠に闇が来る。

 

私はそのことを彼に教えたかったが、まだそこまでの関係じゃなかったわ。ははは。

 

でももし私が彼の立場なら、たぶん私から離れていくと思うんだよな〜

私ならそうする。自分のこと嫌いなんじゃないかとか勝手に勘違いして笑

 

まあそんなこんなでこれからも人間観察を兼ねて人付き合いをしていこうと思った。